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資格試験の速書きLESSON
(あるいは、自分で書いた字が読めない方向け)
本教室では、元々、速書きについて教えることは特にしていませんでした。
おそらく、速書き専門の書道講師はいないのではないでしょうか。
ですが、私のもとにお越しになる方の中には、昔から
試験で使う速記に悩んでいる
方が一定数いらっしゃいました。
司法試験、税理士試験、一級建築士試験・・・様々な試験を受験する方がいます。
とりわけ、
司法試験は手書き筆記試験の中でも、とてつもない量とスピード
が求められるようです。
最初は、専門ではないのでとお断りするか、所謂美文字を書くための通常のレッスンを受けていただいていました。
しかし、受験生はそもそも字をゆっくり書いている暇などありませんし、美文字を書くのも「試験合格」という眼前の目標とは異なります。
そこで私は一旦受験生に対しては
美文字レッスンを捨てて、とことん当時の司法試験受験生と向き合い、試験速記の文字対策
について考えました。
元より、私は美文字ももちろん好きですが、創作文字も子どもの字も、言うなれば速書きの字も好きですし、大変興味があります。
悩んでいる受験生と一緒に試行錯誤しながら、「
読みやすい、印象が良い、速く書ける、疲れづらい
」ということを追求していきました。
具体的には、
・なぜ読みにくい、読めない字が生まれるか
(明確な理由があります)
・読みやすい字とは何か
(予備校などの人の模範解答などもお持ちいただいたり)
・特に苦手としている字は何か
(特にダメな字は集中的に練習します)
・姿勢やペンの持ち方はどうか
(正しさより、持続可能性重視で)
・使う筆記具は合っているか
(万年筆?油性ボールペン?太さは?メーカーは?などなど)
・文字の大きさや書く位置は適切か
(大きさや位置を変えるだけでも印象派大きく変わります)
・速書き中のリラックス方法はないか
(いかに乳酸を蹴散らすか)
このようなことをかみ砕きながら、
個人の癖を鑑みてアドバイス
させていただきました。
あとは実践!
レッスン中に、私もプライドをかなぐり捨てて、
受験生の方と一緒に、実際の試験用紙に時間を計って全力で書く
こともあります。
私は問題を解いているわけではなくただ映すだけですが、結構速書きができる方です。
1ページ目の気持ち、2ページ目の気持ち、3ページ目の気持ち、やってみないと分からないことばかりです。
躍起になって一緒に速書きをするのは、辛くもあり、楽しくもありました。
そうして2年目(司法試験自体は10年選手の方でした)
、
受験生はなんと司法試験に合格
したのです。
受験番号をお聞きしていたので、私も法務省のホームページを見て喜び一入。
今は司法修習を終えて弁護士として立派に働いていらっしゃいます。
他にも続いて司法試験受験者がいらっしゃったので、それまでのノウハウを活かしつつ、新たにその方に合ったアドバイスをさせていただきました。
そしてなんと、
その方も合格のご連絡
をいただきました。
もちろん、試験に合格するのは文字の問題だけではありません。というか、当然のことながら解答の質で合否が決まります。文字が合否に関わっているか否かは、本当のところは定かではありません。
私も、受験生が人生をかけた試験に、この速書きLESSONだけ受ければ大丈夫!なんて毛頭言うつもりもありません。
ですが、文字について向き合うことで少しの自信の足しになったり、
読みやすい文字はきっと多数の答案を読む採点者の心象にも響く
ことでしょう。
試験の速書きで悩まれている方(あるいは自分の速書きしたメモが読めない等)は、ぜひ一度ご相談ください。
何かしら
有益なアドバイス
ができると思います。
(料金は
通常料金
と同じです)
その際は、実際に時間を計った試験環境書いた答案用紙や、読めないメモなどの現物と、普段お使いのボールペン等をお持ちください。
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