去年私を熱狂の渦に巻き込んだヤフオクであったが、今はメルカリも併用している。
そして、買う側だけでなく、売る側にも参戦してみている。 ヤフオクって何、メルカリって何、というのは以前の私も同じだったので説明しておくと、要は素人でも参加できる中古品売買サイト、フリーマーケットである。 ヤフオクとメルカリの大きな違いは、ヤフオクは基本がオークション形式の入札制で値段が上がっていく、メルカリは決まった価格で早い者勝ちで即売されることである。 メルカリは値下げ交渉もできる仕組みで、気軽に希望価格を登録できたり、直接コメントで交渉することも可能なので、ヤフオクは始め値から上がる仕組み、メルカリは始め値から下がる仕組みの違いと言っても良いかもしれない。 これまでに、本棚2つ、紙を置く棚2つ、イス4脚、花瓶2つ、水差し2つ、フリーカップ2つ、グラス2つ、大きなクッションなど、書き出してみればかなりの数のものをヤフオク・メルカリで買ってきた。 どれも気に入っていて、インテリアの決め手になっている。 売ったのは、息子のサイズアウトした服数着、使っていない花瓶1つ、ワンピース1着、マグカップ1つ。 やはり有名なブランドの名前が付いている物は売れやすい。 送料を入れれば儲けは300~1500円くらいなものである。 一番最初は、品物と段ボールサイズを確認せずに出品して赤字になってしまった。 時間も手間も取られるので、どこまで売る側をやるかは考えものだ。 まあ売るものがそんなにないので、長くは続かないだろうけれど。 しかし、売り手がいて買い手がいてインターネット上でやりとりをして実際に物が運ばれていく、そんなことの体感が初めてで新しい気持ちをいただけている。 こんなネット上のフリーマーケットサービスが無ければ出会わなかった人たちが、物をやりとりを通じて、ほんの少ない息吹だけれど、そんなものまで送られる。 丁寧な人は梱包に「Thank you」のシールが付いていたり、手書きのメッセージが入っていたりもする。 私も、筆ペンで「ご購入ありがとうございました。またご機会ありましたら宜しくお願いいたします」と添えることにしている。 そして、これらフリマサービスの優れた点は宅配の簡便さにもある。 郵便局、ヤマト運輸と提携していて、双方の住所を記入する必要がない上に、双方の住所を明かすことなく送ることができる。 伝票はアプリのQRコードを読ませるだけで、店頭での支払いの必要もない。 郵便局、各コンビニから発送できるので、届くのも早い。 そしてなんと、全国一律の料金で可能なのである。 その上、それも通常の料金よりも少し安い。 実に良くできている。 あと、エコ的観点からも良いと思っている。 誰かが使わなくなった物を、双方が合意する値段で交換して、またその物を誰かが使う。 物は変わらないまま移動して、生き続ける。 エコだからとエコバックを大量生産するようなことが私はとても嫌いで、エコしたいのであればある物をそのまま使うのが一番だと思う。 まあこのことは、規模などを含めやり方次第とも言えそうだけれど。 物を売る、サービスを売る、ということはそんなに簡単なことではない。 けれど、その入り口として、もう少し息子が大きくなったら、このフリマサービスをちょっとやらせてみたい気もする。 <YouTube> AIド素人でも楽しい!書道家もAI画像生成を使ってみる <note> 有名飲食チェーン店の筆文字ロゴまとめ(其の壱)
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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