17時5分前に息子を保育園に迎えに行く。
私を見つけると犬みたいに駆け寄ってくるので、犬みたいな息子をわしわしと撫でる。 保育士さんから今日の様子を少し伺って、園のタブレット端末で降園の打刻をし、汚れ物などを回収して帰路につく。 ここ数日は少し公園に寄って行くのだが、もはや10月中旬の17時は夕暮れ時だ。 みるみるうちに暗くなる。 保育園の隣にある公園なので、同じ保育園の子たちが遊んでいる。 未だママ友らしいママ友が一人もいない私であるが、お母さん方と立ち話をするのは結構案外好きである。 皆近所のお母さん方なのでこの地域の情報源でもある。 日暮れまで遠い夏ならなかなか帰るきっかけがつかめないのだが、暗いのは遊びづらいらしく案外すんなりと帰る気になってくれる。 抱っこしてと言われれば抱っこをして帰る。 もう4歳になる子どもを抱っこしていると、いもうとからもけいこからも、近所のおばさんからも「あらぁそんな大きい子が抱っこ?」と言われることがあるが、私は自分が疲れていなければ積極的に抱っこしたい。 抱っこしているときは、顔と顔が近くにあって存分に息子にすりすりすることができるし、会話もゼロ距離ですることができる。 息子が抱っこしてと言わなくなるまで、私の体がもつまで、抱っこしたいと思っている。 息子を連れて自宅マンションまで帰り、玄関で靴下とズボンを脱がせる。 砂がたくさん付いていて汚いからだ。 息子の靴下はもういっちょ前に臭い。 靴下はそのまま風呂場に放り込んでおく。 汚れ物を洗濯機に入れて、水筒などを荷物から出す。 バスタブなどに風呂用洗剤スプレーをして、少し時間をおく間に夕ご飯の下ごしらえをする。 途中で風呂の洗剤を洗い流し、そのまま風呂を沸かす。 また夕ご飯の準備に戻る。 今日の息子のご飯は通称「おにくごはん」。 ひき肉と玉ねぎと人参とえのきを、和風や中華風に、醤油とみりんで煮込む。 超絶偏食の息子は、ブロッコリーを入れても食べてくれないし、キャベツなんてもってのほかだし、玉ねぎの切り方が少し大きいだけで食べてくれないこともあった。 みじん切りは面倒なので最近「ぶんぶんチョッパー」という手動みじん切り機を買った。 材料を入れて何度か紐をひっぱるとみじん切りになるというもの。 息子も張り切って引っ張ってくれる。 具材と調味料を全部入れて、浅煮込みになる頃、風呂が沸く。 火を止めて、息子を風呂に連れて行く。 すんなり入ってくれるときもあればそうでないときもある。 この夏の猛暑で、帰宅後すぐ風呂、という習慣が付いた。 元々はご飯を食べてから風呂という習慣だったが、風呂が先の方が気持ちが軽くて良い。 風呂から上がって息子を保湿したり、薬を塗ったり。 昔との子育ての違い多々あると思うが、この保湿の工程は結構当たり前になっているのではないかと思う。 そのおかげもあって、昔、30年前よりも、子どもの肌は皆きれいな気がする。 すっきりして、息子のご飯。 給食をあまり食べてないらしく全然体重が増えないので、夕ご飯は食べるものをたくさん食べさせるようにしている。 栄養バランスなどと言っている場合ではないし、あまり気にしていないが、脚気や壊血病になってはいけないので、おにくごはんは頼みの綱である。 息子はご飯を終えて、タブレットを見たりプラレールで遊んだり。 そのうちに夫が帰ってきて風呂に入るので、今度は大人の夕ご飯を準備する。 私は、本当に、本当に、簡単で手間と時間のかからないものしか作らない。 夫が風呂から上がったら、大人も夕ご飯。 私はお酒を飲みつつ、時々動画の編集等をしたり、スマホで映画などを観たり。 大体22時ごろに寝る。 そういう平日の毎日。 <YouTube> 【数字シリーズ①】中国古代文字から楷書体まで!#48 <note> $(ドル)は漢字でどう書く?通貨単位や国名の漢字表記まとめ
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昔、何かを刷新したくて2日に1回ほど書いていたブログを止めたことがあった。
しかしそうすることができず、1週間もしないうちに再開した。 止めていた1週間は、ブログを書きたくてたまらないという気持ちに満ちた1週間だった。 日々の些細なこと、書いてでもおかなければもう全く消えてしまうようなこと。 それらを書き溜めておくことは記憶の貯蔵庫的にも安心だった。 しかし私は今10日間ブログをかかなかったところで、10日経ったときにそれに気づく。 その原因は子育てをしていることによる時間のなさと、お字書き道TALKSのnoteを書いているということが主な理由だろうと思う。 息子との日々は、ゆっくり集中して文章を書く時間があるならば毎日書き留めたいとも思う。 しかし実際には息子が保育園に行っている間は、仕事をしたり書作をしたり家事をしたりとブログにまであまり時間が回らない。 前回更新から10日ほど経って、ホームページを化石化してはならない!などと思い立って何かを書き始める。 もう一つの理由、noteの執筆。 PCでカタカタ何か文章を書く、そのこと自体が私は好きなのだと思う。 何かを書くことによって消化される何か、その”何か”が好きなのだろう。 ある種の欲求がnote執筆により消費されてしまって、ブログを書くまで至れない、というのも比較的大きな理由のように思う。 ちなみに今は、保育園へ送る前の朝の時間。 note記事を少し手直しするためにPCを開いたので、ついでに少し時間があるのでこれを書いている。 息子はタブレットで動画を観ている。 最近のトピックと言えばオーディブルの無料体験をやっていることだろうか。 読書という行為に本当に長年苦手意識を持つ私の輝かしい救世主となるのだろうか。 オーディブルとは、Amazonが提供する、本を俳優さんたちが読み上げしてくれるサービスのことである。 しかし1冊聞くのに、1.2倍速、1.5倍速でも7,8時間かかる。 長編小説ならもっとだ。 実際に自分で黙読しても時間はさほど変わらないだろうけれど。 オーディブルの体験談はまた次回書くとしたい。 もう保育園登園の時間である。 <YouTube> ⇒SNSアイコンを花押にする!?現代の大臣もみんな持っているオリジナルマーク【花押の歴史4】 ⇒【数字シリーズ①】中国古代文字から楷書体まで!(13日(金)20時更新) <note> ⇒外来語をどう書く?カタカナで書かれるようになったのは意外と最近 ⇒外来単位の漢字!(メートル法VSヤード・ポンド法とか) あぁもうすき家でひとり牛めしを食べるのが幸せな日常があって、グアムの鮮度は失われてしまった。
これまで引っ越し回数が多めな私だが、なぜかいつも近所にはすき家があって、半年に1回ほど「今日はすき家だ!」と思う日が訪れて牛めしを食べる。 普通のにしておけば良いのに、昨日は何だかおろしポン酢牛めしなるものにしてしまった。 薄紅色の紅ショウガをたっぷり乗せて、七味もたっぷりかけて。 ランチセットの味噌汁とサラダを付けたら700円という値段だった。 すき家に行くのに700円は高いと思ってしまうのだが、今や日本は世界でもかなりの物価安国ではないかと思われる。 しかも、美味しくて、清潔で、安全で、席について食べられる。 加えて円安ドル高の今、外国人はもっともっと日本に来たら良いのにと切に思う。 牛めしセット700円、グアムで同じものを食べたらたぶん12ドルくらいだと思われる。 両替手数料を入れて1ドル150円とすると、1800円。 驚愕の値段、驚安ではなく、驚高。 グアムやハワイやシンガポールに最近出かけてきたという話を聞くと、皆口をそろえて「高かった!!!」と言う。 家族3人で、フードコートのようなところで朝食を食べるだけで5~6000円、マクドナルドで5000円、ハワイのつるとんたん28000円、なんて話も耳にした。 グアムの記録としては、 ホテル内のレストランで、ローストビーフ、ビーフステーキとラムチョップ、フライドポテトに瓶ビール大瓶3本で230ドルほど、およそ34500円。 現地のファミレスのようなレストランでチーズバーガーセット15ドル、2250円。 タイ料理屋で4品とビール6本くらいで130ドル、19500円。 空港内のペプシ600mlは4.5ドル、675円。 サンドイッチ2袋、水ペットボトル500mlを3本で40ドル、6000円。 ハーゲンダッツ1カップ4.5ドル、675円。 ホテルの洗濯機1回2ドル、350円、乾燥機別。 一つひとつの食事の量は多いので量的には満足であるが、頭の中で1.5をかけて一瞬戸惑ってしまうくらいの金額である。 だんだんこの値段感に慣れてくるのだが、ふと日本でこれを食べたら何円か、と考えてしまうと辛くなる。 もちろんスーパーなどではもっと安いけれど、これが日常だったら困る、という感じだった。 日本語が通じるほどのグアムでは、日本の商品も数多く売られていた。 輸入品だから高い、というのは分かるけれど、それをも超越した値段でもあった。 S&Bのとろけるカレールウ8皿分、5.79ドル、約870円(日本なら200円もしない) 赤いきつね、緑のたぬきカップ麺、3.99ドル、約600円(日本では150円くらいか) クッキーのようなカンパン、5.69ドル、約850円(日本では200円もしないだろう) MARIEビスケット箱、3.29ドル、約495円(日本では250円くらいか) また、島内は電車がなく、観光客向けのバスで移動をしたが、ひと乗りで5ドル(750円)。 最初「5$」という表記を「5¢」と見間違えて、「さすがに公共交通機関は安い!でもまあそのくらいだよね!」となった。 5セントは7.5円くらいで、よく考えればそんな金額でバスが乗れるはずもないのだが、「多くの外国は日本より物価が安い」という感覚が骨の髄において自分の身体に染みていることに気が付いた。 そういうつもりはないのだが、そんな傲り高ぶったような嫌気のさすような思いがした。 夫の妹さんが支払いをまとめてくれていて、その請求はまだであるが、旅の実感からさらに遠のいたころ、再度目をむくことになるだろう。 安い!美味い!キレイ!安全!質が良い!と日本はもっと売り出したら良いのにとやはり思う。 グアムはいくつもの意味で”簡単な”海外であり、事実そうであった。 色んな意味で簡単であり、居心地が良かった。 今回海外に行ってこのタイミングで日本との違いを知ることができて良かったと思う。 こんがり日焼けも物価高も、総じて良好な旅であった。 <YouTube> 【書道家対談シリーズ④(後編)】「FNS歌謡祭」「僕らの音楽」「SMAP×SMAP」の秘話から書道家転身まで!板谷栄司with鯖大寺鯖次朗 <note> 外来単位の漢字!(メートル法VSヤード・ポンド法とか) |
勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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