長かった長かったゴールデンウィークがようやく終わろうとしている。
何というか、やっぱり休日という休日はこんなになくて良い。 最近息子が寝ているときに鼻詰まりになって、ふがふがしている。 息が出来ていなさそうな様子は見ているこちらの方がドキドキしてしまう。 酸素は肺に取り込まれて、血液に乗って全身を巡る。 その酸素量が少なくて全身の細胞が喘いでいる、そんな気がしてしまう。 成長や発達に悪影響なのではないか、そんな風に思ってしまう。 ふがふがしているのが心配で目が覚めてしまったそのついでに、子ども 鼻詰まり で検索をしてみる。 子どもは身体の様々な器官が未発達で、大人とは異なる。 そのため症状が重症でないものは治療の必要はなく、発達とともに良くなることが多い。 それまでは症状の度合いに応じで対症療法をしていくしかない、というのが大体のところだった。 身体の成長が止まるのは17歳くらいだろうか。 それまでは言い知れない違和感とともにあるのが子どもの身体だと思う。 臓器を発達させ、骨を伸ばし、ホルモンなどの分泌物を産生し、血肉を増やしていく、それが日々四六時中起こっているわけだからそれは大変なことだろう。 もちろん細胞分裂は大人になっても行われているわけだが、身体のサイズや機能が変わっていく(衰えはするが)わけではない。 私は早く大人になりたいと思っていたし、今でも子どもに戻りたいなんてほんの少しも思わない。 子どもはいくつもの意味で大変だなあと思うし、それを自覚的に自覚できないところがもっと大変だと思う。 まあなので、子どもが素のままの状態で気分が良い状態を作ってあげることが子どもにとっての幸せなのではないか、と思う。 こちらのできうる限り、ということだが。 とにかく鼻詰まりがかわいそうなので、対症療法として昔ながらのヴェポラップを買ってみた。 その瓶のふたを開けると、即座に、タイガーバームと万金膏、の名前が思い出された。 蚊に刺されたり、やけどをしたときなどにおばあちゃんがいつも勧めてくれた薬である。 白濁した不透明のラードのようなペースト、薄荷のスーっとした香り。 息子に、第一印象で嫌な思いを持たれないように、「くんくん、いい香り。お母さんぬりぬりしてみよう」と楽し気に演出をした。 「くんくん、してみる?」と言うと、警戒しながらも寄ってきた。 「お母さんの胸のへんに塗ってくれる?」と言うと、恐る恐るヴェポラップの瓶につんと指を入れて私の胸に塗ってくれた。 「ぬっていい?」と聞きつつ、息子の胸に塗って、ほんのちょんと鼻の先にもつけた。 スースーする香りがあたりに充満した。 その夜、前日より鼻詰まりが改善していた気がするのは、自然治癒か、ヴェポラップのおかげか。 新しい動画が更新されました。 長尺動画の完結編です。 ぜひご覧ください。 第五回【新世紀】書道レイアウト入門 ♯4【完結編】2022/05/07公開 https://youtu.be/4DJbkFzjcY4
0 コメント
あなたのコメントは承認後に投稿されます。
返信を残す |
勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
|