市田柿ショコラとかロイズのコーヒーチョコレートとか穂村弘さんの本とか絶妙系のピンクのポーチとか新年句会一等賞の「開運」の日本酒とかセブンイレブンのチョコレートケーキとかいきなりのシャンパンとか、なんだか色々いただいてしまった。
誕生日が句会で、そしてふらり飲みに行って良かった。 市田柿ショコラをいただくと、むぎゅっとした干し柿の中にぐにゅっとしたホワイトチョコレートが入っているという贅沢なつくりのお菓子で、一個を食べることがとっても満足な一品だった。 これはおいしい!と買ってくれた方は食べたことがないだろうことは想像がついたので、逆に、おすすめです!とメッセージを送る。 句会の後、友人と、時間にしてみれば短い数十分、コーヒー一杯でたくさんでたくさんの言葉を詰め込んで、話をする。 二人とも不完全燃焼気味ではあったものの、ちょっとした踏み込んだ話というのは難しくて興味深い。 言葉がなくては、会話がなくては、お喋りがなくては、それがなくても好きなものも確かにあるけれど、それは本当に大好きなのだ。 延長自我の合流地点、のような話が生まれることがあるのならば、それは脳内麻薬に近いようなことだ。 運動会か部活の試合を終えたかのような心地よい疲労感。 句会はもう何回も出ているけれど、毎度まいど、緊張することを止められない。 誕生日に、誕生日という気遣いなく一等賞を獲れたのは、とっても嬉しい誕生日プレゼントとなった。 俳句でなくとも、私は自分の言葉を褒められることに最上級の嬉しさを覚える。 面白い、と言われたい、けれど、ちゃんと面白い、と言われたい。 今思うに、誕生日にひとりで飲みに行くなど、一抹でない寂しさを覚えそうなものでもあるけれど、そういう発想も気負いもないくらいに気軽な場所ができて、それはもう幸いだ。 要は自分が暇なときに、心寂しいときに、それを自ら埋めることができるのは健康的である。 私は博愛主義でもなんでもないので、その場所というのは、どうしようにも選んでしまう。 好みだって相性だってある。 それは自分にも、相手にも。 年賀状はいよいよ2枚しか届かなくなった私だけれど、お誕生日のお祝いメッセージは案外いろいろな方からいただいた。 心がきゅっとする。 ももいろクローバーZのライブ映像を見ながら、というか流し聞きながら猛烈に掃除をする。 水拭きをすると足触りが変わるからやってみて!と結構人におすすめしているのだけれど、その後水拭きして良かったという話を誰からも聞かない。
0 コメント
あなたのコメントは承認後に投稿されます。
返信を残す |
勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
|