かえるくんの服をユニクロオンラインで6000円分ほど購入。
家族や友人からお下がりが来るかしらと期待していたのだが、様々な理由で思うほど集まらなかった実情である。 いもうとが姪のよれよれになった肌着や服をくれたのだが、あまりによれよれのくたんくたんなのと、あまりに女の子色や女の子柄が多くて使えるものが少なかった。 かえるくんは検診に行く度に変わる超音波の先生に「男の子ですね」と言われている。 男の子女の子、ブルーやピンク、車柄や花柄、それぞれにイメージを先行する象徴的な色や柄がある。 そんなものはどうだって良い、というふうに割り切れないのはなぜだろうか。 例えば震災などが起きて緊急事態で着るものもままならないとなったら、うさぎの刺繍があしらわれたふりふりのドレスしか着せるものが無かったら問答無用で着せる。 しかしそうではない通常時の状況では、やはりその男女イメージの象徴に合わせにいってしまうというか、そこから意図的に外れることを良しと出来ない。 男の子なんだから、女の子なんだから、と私も言うようになるのだろうか。 まあでも、私は性別に関して、肉体的思考的社会的かなり多くの面において明らかな資質の差異・傾向があると思っている。 そしてその差異や傾向は大切にした方が良いものだとも思っている。 男の子に車に興味がある子が多いのも、女の子に人目が気になる子が多いのも、固定概念や社会的に押し付けられた意味ではなく、元々の男女の資質の差異としか思えないほどに傾向は顕著であると思う。 当然ながら身近にいる子どもがそのマジョリティから外れている場合もあるだろうけど。 私がかえるくんに似合う、あるいは変ではないと思うものを着せる、とりあえずはこれでいこう。 かえるくんの意志が出てきたらなるべくそれに従ってあげたい。 夏生まれだから最悪タオルで包んでおけばよいというのも、少しの冗談を含んでいるだろうから、いよいよ必要と思われるものを買い揃えていく。 西松屋やしまむらで買ったらユニクロより安いのかもしれないけど、都心には店舗がなさそうである。 ベビーブランドもさっぱりわからないので、ここはやはりユニクロであろう。 しかしながら、私は姪や甥が何人かいても赤ちゃんのことがまるでわからない。 新生児用の肌着は一体何枚くらい必要なのか、出かけるときはどんな服を着せるのか、パンツはオムツだから要らないか、帽子や靴下は要るのか、どのくらいの期間でサイズ50というのは着れなくなるのか。 足りなければamazon注文で翌日には届くだろうから必要最小限にしておこう。 届いた新生児の肌着や洋服は、人間の大きさとは思えないくらいにとっても小さく感じた。 これで着られるのかしらと思うけれど、最も小さな肌着を私の膨らんだお腹に当ててみると肌着の方が随分大きい。 現在かえるくんはお腹には折り畳まって入っているから当然なのだけれど、そう思うと随分巨大なものが腹の中に入っているなと思う。 ところで、この半年ほどの間に自分の生活圏の語彙がとても増えたなあと思う。 増えた部分というのは、主に妊娠出産界隈の語彙。 これは実際に妊娠出産をしていなくとも、それを視野に入れた時点で少なからず増えていくものだろう。 誰しもそうだと思うが、日常生活を送る語彙の幅というのはかなり限定的である。 そこに今まで使うことがほとんどなかった大量の語彙が入ってくるというのは、生活が激変しているということに他ならない。 多くを持つことが最善であるとは言わないが、多様であることは豊かであり、何か選択する際の一助にはなるだろう。 しかし一方で、語彙は増えても、思考の方向性にはそれほどまでには大きな変化が見られないようにも思っている。 だから、確かに生活が激変していても、私の中見は主観的にはそんなに変わっていないように思える。 そう、あまり私の根本のようなところは変化が見受けられないのである。 そんなに簡単に、何か物事が分かる、なんてことは無い、ということなのだろうか。 新品のベビー服を一度洗っておこうと洗濯をした。 小さな服をどうやって干したら良いのか分からなくて、洗濯ばさみでハンカチを干すように干した。 自分の家では見たことのない、パステルカラーの多い今日の洗濯物干し場。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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