夫は時々、本当にたまに、月に1度ほど、会社に出勤する。
コロナが流行して自宅でリモートワークをする人が増え、日常ががらりと変わった人も多いだろう。 夫が久しぶりに出勤した日、保育園に息子を送り届けて帰宅すると、私は家にひとりだった。 ひとり、ひとり、ひとり。 ひとり・・・・!!!!ひとり・・・・!!! いやはや、私はどうにも、誰もいない家が好きなのである。 別の部屋にいる、ということでもなくて、この所有区分のスペースに私ひとり、というのが良いのである。 夫がどうということではない。 8人住まいの実家にいたときも、めったにそんな機会は訪れなかったが、ひとりになるのはとっても高揚することだった。 私はそんなにも家族の目を気にしながら生きているのだろうか。 とにかく、ひとりの舞を踊りたくなるほど、自由を感じてしまうのは、幼い頃からの癖のようなものかもしれない。 日曜日、やや間が空いたが句会に参加した。 もう長らくzoomによる句会である。 zoomで話すのはもちろんできなくはないし成立はするのだが、実際に顔を突き合わせながら行うよりは当然ながら音声が聞きづらい。 同時発話もまごつくので時間も延びがちである。 家にいながらにして、皆で楽しめるのは大きなメリットではあるが、やはりもう”普通”になりたい。 句会後、グループlineでInstagramの話の流れになったので、私のアカウントも皆さんにお伝えした。 実は句会への投句作は「未公開作」というルールがあるが、誰も見ていないと思っていたので私は書にした俳句を句会前に載せていた。 最近は書のネタのために句作をそれなりにしているのである。 今度からはInstagramへの掲載作は投句できなくなるので、また直前にその場しのぎで拵えた俳句を投句することになるだろう。 ちなみにこのホームページの俳句のページには句会後に細々とテキストを増やすようにしている。 梅雨時で蒸し暑く、日々エアコンをつけているのだが、リビングのエアコンの効きが良くないので、フィルターでも見てみるかとエアコンを開けると、なんとびっしり埃がついている。 過去に一人暮らしの賃貸の部屋でエアコンのフィルター掃除をしたことが無かった。 というか、フィルター掃除の発想も持ち合わせていなかった。 4年ほどの、その埃の量たるや。 幸いカビは発生していないようで、びっしりぎっしりの埃を歯ブラシで取りながら洗い流して、案外簡単にきれいになった。 ちなみにこの状態でも臭いは発生していなかった。 それをエアコンにはめなおすと、冷たい風がぶおーーーんと出てきた。 エアコンの調子が悪いのではなく、埃が風を遮っていただけだった。 説明書を読むと、「2週間に一度フィルター掃除をするのが望ましい」と書かれていて、驚愕する。 まあでも考えてみるとエアコンは空気を取り入れて吐き出しているわけだから、埃吸い取り機とも言える。 エアコンをつけることは空気清浄機代わりにもなるということだろうか。 あの惨状を見てしまったので、2週間に一度はなくとも、1シーズンに一度はやったほうが良さそうである。 それにしても、エアコンが効きすぎて寒い。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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