新しい生活がまだ少し馴染まず、何となくぎくしゃくとした日常を過ごしている。
新しい保育園への道のりと登降園の時間も少しだけ変わって、スーパーへの買い出しの動線も変わった。 9時に保育園に送り届けても、今の保育園の最寄りのスーパーは開店が9時半であるから、送りからその足で買い出しに行くのは何だか効率が悪い。 そして、この4月から毎週月曜日には午前中に息子の療育へと連れて行く。 直線距離はさほど遠くないのだが、公共交通機関の接続が極めて悪く、交通費も時間も無駄にかかってしまう。 加えて、息子は保育園に途中から行くのは嫌らしく、毎度泣かれてしまう。 療育は好きな電車をメインにやってくれているので、それなりには楽しいようだ。 どれもこれもまだ1か月も経っておらず、そのうちに慣れることだろう。 今日の文章が曇っているのは、天気が曇っていて肌寒いからだと思う。 おそらく人間とは、多かれ少なかれそのような生き物だろうと思う。 気持ちが曇ったら、まずお腹が空いていないかを確認し、身体をとことん温めなさい、と何かの漫画で読んだことがあって、それはひとつの真理に近いものだろう。 色々と書こうと思っていた些細なことがあったような気がするのだが、さっぱり思い出せない。 今思い出されるのは、昨日遊びに行った公園のすべり台のことだ。 都心にも公園はたくさんあって、子どもにとって刺激的な遊具がある場所もある。 しかしやはりそういう場所は混んでいて、日曜日の昼下がり、人気のすべり台はごった返していた。 息子は人に対して怖がりなところがあるが、スピードの出るすべり台が好きである。 昨日のすべり台は、一般的に想像されるそれとは少し形の違うものだ。 通常すべり台は一人ずつすべる幅のものが多いが、昨日のすべり台は全体が山のようになっていて、頂上の平らなところから、かなり幅広の滑走路?となっていた。 小さな子どもたちなら、横並びに10人ほどが一気にすべれるほどの幅。 そして傾斜も結構きつい。 そこに子どもたちはわんさか群がって、奇声を上げながらすべり落ちていく。 息子が一緒に上ってと言うので私も頂上部に行くのだが、大人がすべるのは邪魔なので、息子を頂上から送り出す役目に徹していた。 パーマンのように手を前にやってそのまま前から腹ばいですべっていく子。 ただでさえスピードが出るのに手で勢いをつけている子。 怖くて頂上部の手すりを持っているが、後ろからの圧に押されてやむなくすべり落ちていく子。 友達と一緒に手を繋いですべる子。 軽く前の子を押している子。 手すりを持っている子の手をはがそうとしている子。 息子を含め、すべっているほとんどの子たちが、何十回もすべっては上りすべっては上り。 すべり終わった子にぶつかったりもしているのだが、結構みんな平気で、大人から見るとひやひやして見守るのが辛いのだが、子どもなりにそれぞれ自助的な行動を取ることですべり台は運営されているように見えた。 写真を撮ることもままならないほど混雑していたので、私はひやひやしつつぼーっとしつつ、頂上の壁に張り付いて身をひそめながら息子をずっと見守っていた。 公園遊びの見守りって結構辛いなと思う。 それも昨日は気温が低くて寒かったからとも思うけども。 さて、不定期で行っているいけばなの先生とのコラボワークショップの次回日程が決まった。 どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお問い合わせください。 <YouTube> ⇒いくつ読める?「小鳥遊」さん「十二月三十一日」さんに会いたい!【難読苗字の世界】- お字書き道TALKS #022 ⇒【沖縄の文字の歴史】消えた?古代?文字?日本国よりも平仮名を使っていた琉球人。 - お字書き道TALKS #023 <note> ⇒【永久保存版】国が運営する歴史資料等検索サイトまとめ ⇒お字書き道TALKS動画まとめ
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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