育児ブログなのか、と問われれば、そうでは無い、と答えたい。
書道ブログなのか、と問われれば、そうでは無い、と答えざるを得ない。 答えは、私ブログです、となるのだがそれも何だか卑怯な答え方というか、取り付く島もない感じが出てしまう。 昨日、ブログを書く新しい方法を編み出した。 座った状態で息子を寝かし付け、そのまま太ももに置いたままスマートフォンで書く方法である。 背中スイッチとはよく言ったもので、布団に下ろすのはやや難儀であり、起こさずに布団に下ろせたとしても20-30分で起きてしまうのでその短時間ではほとんど何にもできない。 しかし太ももに置いて寝ると、うにゃうにゃと起きそうになったときに頭を撫でたりなどするともう少し長く寝てくれるのである。 やはり人肌に触れて寝るのと、一人で寝るのとでは、前者の方が絶対的な安心感があるらしい。 編み出したと言うほど大層な方法でも全然ないのだが、ブログくらいは書ける。 欲を言えば、パソコンのキーボードを威勢よく叩きたいのだか、まあそれは良いとしよう。 そこまでしてこんな文章が書きたいのかと言われれば、書きたいのである。 駄文でも、うだうだ連ねておきたいのである。 区の運営している一時保育に2時間だけ、初めて預けてみた。 本当は2時間半の予定だったのだが、出かける前に息子が寝てしまい30分削られてしまった。 それでも、予約時間の2時間半ではなく、実預かり時間の2時間分だけの料金になるのが大変有難く、なんだか申し訳ない気分にもなる。 申請書やら着替え・オムツセットやら、随分と準備が必要で面倒だなあと思ったが、初めて夫やけいこではない他人様に預かってもらうことで私の気持ちは非常に浮き足立っていたため、そのように感じてしまったのではないかと思う。 今落ち着いて振り返るに、もちろん準備はいるけれど、さほど煩雑でもなければ時間を取られるものでもない。 息子は大丈夫なのだろうか、泣き止まなくて過呼吸になったりしないだろうか、トラウマになったりしないだろうか。 ものすごく落ち着かなくて、実際に心臓がドキドキしていた。 手続きを済ませ、預けて去るときは潔くお願いします、と言われていたので、荷物を保育士さんに預けたら消えるように私はその場を去った。 抱っこ紐も置いて、私の身体は身軽になって、息子の体温がなくなってとても寒くなった。 美術館か表具屋に行くつもりだったのだが、時間も短くなってしまったし、初めてなので自宅待機にしようと直ぐに帰宅。 2時間弱、ひとりの時間、さて何をするか!!!と気負いまくって始めたのは溜まった書類の整理と確定申告。 何か簡単で単純明快な成果物が欲しいと思い、まずは前年度の収入を計算し、領収書の数字をひたすら電卓で足していった。 どうにも気が急くので、美術館などに行っても何も得られなかったであろう。 キリの良いところで、息子を迎えに行く。 今季一番の凍てつく寒さの中、私は余裕の時間をほとんど走って駆け抜けた。 息子はお昼寝をしていたらしく、寝起きでいつもと違う場所にいることに泣いていた。 保育士さんの話では、最初10-15分くらい泣いて、抱っこで外に連れていったら機嫌が直り、少し遊んで寝たらしい。 所謂お利口さんというやつか。 私を見つけて安堵の涙に変わっただろうか。 帰り道は、どことなくいつもと様子が違ってややそっぽ向いてにやにやして喃語を喋り続けていた。 この方法なら、骨董の書について思うことがようやく書けるだろうか。 息子はひと記事書くまで、何度か起きかけるのを宥めながらまだ寝ていてくれる。 しかし、尾てい骨が痛いのと、足が痺れ始めている。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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