近所にいわゆる町中華があって、3,4か月に一度訪れる機会が不意に訪れる。
昨日はそんな日で、食べたい気持ちと時間的余裕とたまたまお昼時にお店の前を通りかかった、そんなことが重なってふらりと町中華でお昼ごはんをした。 お店は平日の11時半~14時ころまでしかやっていないのだが、いつも満席に近い。 昨日も13時を過ぎていたがまだまだお客はたくさんいたし、入ってきていた。 店内は狭く、カウンター席が10席ほど、奥に4人掛けテーブル席が2つ。 テーブルはもちろん混雑時は相席だ。 ひとりだったのでカウンター席へ。 狭いカウンター席の空席の両隣はラーメンをすすっている男性だった。 圧倒的に男性が多く、2,3人でランチに出てきているようで、仕事のこぼれ話をしている。 そんな中やや肩身の狭い思いを勝手に感じながら、カウンター席に着席。 ラーメン、みそラーメン、広東麺、チャーシュー麺、ワンタン麺などの王道麺メニューと、炒飯、カレーライス、かつ丼、天津丼、マーボー丼などの丼ものメニュー。 どれも700~900円くらいなのだが、日替わりのサービスメニューというのがあってそれは600円。 昨日の日替わりは、ミニかつ丼とハーフラーメン。 メニューの前で色々迷ってみるのだが、結局日替わりにしてしまうことが多い。 安い、ご飯と麺の2種類が食べられる、かつ丼もラーメンも王道メニューなので全く安心だ。 強みにあふれている。 昨日はまるで夏真っ只中のような激烈な残暑に見舞われていたので、一瞬だけ冷やしメニューにしようかとも思ったが、暑いときに熱いものがオツである気がした。 かた揚げ焼きそばとか広東麺とか天津丼とか、いつか食べてみたいと思っているのだけれど、それは週1回くらい行きつけていないと難しい。 3,4か月空いてしまうと、そもそもあの店の王道の味から再スタートするしかない。 厨房ではおばちゃんとおばちゃんとおばちゃんの3人が相当に忙しなく働いている。 町中華は少し愛想が良くないイメージがあるのだが、この店は、多少そうであって、多少そうでない。 忙しいので黙々と手を動かしているが、接客態度に怖さというか威圧感はない。 そう、あまり出なさそうなメニューを注文するのは、忙しなさ過ぎる厨房のおばちゃんたちに迷惑なのではないか、という気もする。 よく出るメニューは手慣れていて、仕込みも多くしているだろうから。 ほどなくして熱々のかつ丼と熱々のラーメンが出てきた。 そう、やはり私はこれが食べたかった。 まんぞく、という感覚に満ちて店を出た。 <note> ⇒略字の世界~その1~ ⇒最も古い漢数字(一二三四五六七八九)はどう書いた?~古代文字の変遷~ <YouTube> →【日本生まれの“漢字”】凪凩峠毟働辻噺榊艝椛糀躾喰樫【国字の話②】 →JAPANESE SUSHI - KANJI 【国字の話①】
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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