よく寝た。
やっぱり、座いすなんかではなくてベッドでちゃんと寝ないとな、と特に新しい発見でもないことをしみじみ思う。 と、書きかけになっていて、今日はまた寝ていなかったりする。 花粉もようやく終わりを迎えそうで、春を愛でられる気分になってきた。 ブルーデイジーは1クールを終えてまたたくさん蕾を空に向けて伸ばし、クワズイモも新芽を蓄えている。 長らく行けていないプールにでも行きたい。 比較的忙しい毎日が続いていて、出しっぱなしのあれこれややりっぱなしのあれこれが散乱している。 片づけたいけれど、まだ出しておいた方がいいあれこれややった方がいいあれこればかりである。 冷蔵庫の鶏肉は早く茹でてしまわないと無駄な嘆きをすることになってしまう。 新しく中学校が始まった男の子が、ちょっと久しぶりにやって来た。 相変わらず「めんどくさい」が口癖でツレナイ態度ばかりをとる彼だけれど、ちらほらと学校のことや仲の良くないお姉さんのことや好きなゲームのことを話してくれるようになってきた。 「暗殺教室」というアニメの主題歌の「青春サツバツ論」という歌がちょっとは好きなのだそうだ。 その一節を課題としてお手本を書いて彼に渡す。 私は彼の愛想笑いでない笑いが見たいと思って、ちょっとだけ態度をいろいろと変えてみたりする。 目の前の人が小さく喜んでくれるのは嬉しいのです、と私は思ったりする。 また、年度末で忙しいとかいろいろな理由で休んでいた生徒さんが何人か久しぶりに連絡をくれて戻ってきてくれている。 それもまたなんと嬉しいことではないか。 とそんなことが続いたと思ったら、今度はウィニーから10数年ぶりにフェイスブックを通じて連絡が来た。 ウィニーとは、中学生のころに家にホームステイに来ていたマレーシアの女の子だ。 その後、ウィニーに招待されてマレーシアに家族で旅行に行ったりもした。 父が死んでいることは、ウィニーに伝わっているのだろうか。 どういういきさつでホームステイに来ていたのか未だによく分からないのだけれど、数日間家に泊まって、私の拙すぎる英語と、聡明なウィニーの片言日本語で話をしていた。 ウィニーは英語とマレー語と中国語を話すトリリンガルで、数か月前から学び始めたという日本語も私の英語レベルにできたのだった。 Hello, Emiko. Ogenki desuka? こういう場合、英語の方がいいのか日本語の方がいいのか、「久しぶり」って英語で何て言うのだったっけ、と「久しぶり 英語」と検索をかける。 私は英語がからっきしダメである。 Hello, Winnee. It’s great to see you!!!!! Winnee ha genki desuka? と、かつてそうしていたように英語と日本語を混ぜて返信をした。 ちなみに、It’s great to see you!!!!!というのはコピペしたので、そんなことをしているから私の英語はきっと上達しない。 全く意図せず友人の誕生日に出くわす。 0時のその瞬間に地球(地表?)にはいない、という友人の中学生の頃からのお誕生日儀式、単純に23時59分59秒くらいのタイミングでジャンプをするというもの、を私は確か3年前も見た。 写真を撮って欲しいと言うので、ローアングルからiPhoneを構えたけれど、0時のジャンプの瞬間、私はシャッターボタンではなくて誤ってホームボタンを押してしまった。 こういう咄嗟の大事な場面で、そんなエラーが起きやすい私である。 友人がジャンプから降りてくるのと、私のiPhoneがホーム画面に戻るその二つの様は、スローモーションかコマ送りみたいに、私のフィルムには焼き付けられた。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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