息子がまた風邪をひいて休んでいる。
しかし今月の下旬に沖縄に行くことになっており、かかれる風邪にはかかっておこう、という気分なので私もあまり辛くない。 ちなみに沖縄にはいもうとの家族と一緒に行くのだが、一家は今胃腸炎が大発生しているとのこと。 沖縄に行く前にかかれるウイルスにかかっておこう。 息子は比較的元気なのでYouTubeの動画を見たり、プラレールをやって遊んでいる。 私は何か普段ならやる気が起きない雑用をやろうと、確定申告の領収書を一通りまとめた。 これだけで確定申告は終わるものでは全然ないけれど、一歩前進することが大切だ。 その他にもゆで卵を茹でたり、ネットスーパーに注文したり、台所のシンクと風呂の掃除を念入りに行った。 なぜだか掃除をするとブログを書きたくなるのは昔からで、今に至る。 風邪っぴきを連れて外には出られないが、外はとても寒そうである。 このあと、クレジットカードの一年間分の明細ダウンロードと、銀行振込履歴の一年間分の明細ダウンロードくらいまでやりたいものだ。 お字書き道TALKSの企画で、書道家にインタビュー、というのが月末から始まる。 大学生の頃、私は社会学のフィールドワークで、ランダムに選んだ人に2時間ほどの人生の転機についてのインタビューをしてまとめるということをやっていた。 その経験上、ほとんど誰もが、真正面からスポットライトを当てられ、他人から自分の人生に興味を持たれ、批判されるでも議論するでもなく話す、ということは好ましいと感じることを私は知っている。 もちろん何らかの理由(主にインタビュアーの聞き方など)で好ましいと感じないケースはあるだろうが、皆例外なく人生の物語を持っているわけで、その話を丁寧に聞いてくれるのなら話したくない人はいないのではないだろうか。 書道の世界いうのは、各会派(流派)が林立、乱立している状態である。 今はSNSの発達によりかなり横のつながりも人によってはかなりできているが、閉鎖的なものであることには変わりはない。 日本で書道をやっている人口は決して少なくない。 しかしながら色々な意味において従来的な価値に閉じすぎているのではないか、と思ってやっているのがお字書き道TALKSである。 今はどの会派にも所属しない私と、全くの門外漢のジャズギタリストでやっているので、各書道家のざっくばらんな話を集めることが出来るのではないだろうか。 そういうわけで、ちょうど連絡を取っていた書家の方にお声がけをしたら快諾してくださった。 すでに収録を終えて編集中である。 そしてこれは予想外の大きなおまけなのだが、その方も文通がお好きらしく、かの爺さまが亡くなってから寂しい思いをしていた私の文通相手になってくれるかもしれない。 しかし、その方にとって手紙とは中国の昔の言葉で言えば「尺牘(せきとく)」、それこそが自分の書の腕前を見せるものだ、と言う。 私が文通が好きなのは、書の巧さ云々ということはまったくない。 相手が書家である必要もない。 ただ他愛もない肉筆のやり取りを、郵便という原始的なシステムへの敬意と喜びを以て行いたいだけだ。 でも、どういうスタンスであれ、文通してくださるのは嬉しい。 爺さまがあらゆる電子的な手段を持っていなかったことに対し、この方とはLINEでもつながっている。 「手紙投函しましたよ!」とLINEでやりとりするのは、滑稽で可愛らしい。 インタビューの初回アップは2月24日(金)である。 <YouTube> ◎平安宮中女子のハートを燃やせ!最古のネカマ系日記著者「キノツラユキ」 - ひらがな文学がバズった話【ひらがな歴史編】 - お字書き道TALKS #012 ◎江戸時代の寺子屋は今の教育より優れていたのかも。世界に誇る識字率!江戸時代にも子どもたちが漫画(のはしり)に熱狂?!【ひらがな歴史編】 - お字書き道TALKS #013 <note> ◎書道家の文字と子どもの文字を見分けられるか。ヘタウマ(プロ)とヘタヘタ(子ども)の違いって? ◎筆順って昔と変わった?”正しい”筆順は存在しない?!(2月14日(火)19時UP)
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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