息子を連れてスーパーなどの買い出しに出るとき、いつ騒ぎ出すかわからないので少しの緊張感がある。
そのおかげで、もち米を買うことができ、思いのほかもち米ブームがやってきている。 息子の機嫌が傾き始めたときに、選択の嵐である買い物という作業をするのは私にとってやや難しいことなのである。 息子の機嫌を低空飛行で納めるべく、かごに入っている粒胡椒の袋をシャカシャカ振ってみたり、話しかけて笑ってみたり。 それらと同時に、冷蔵庫に切れているものを思い出しながら食べたいものなどを考え、その材料を売り場ごとにピックアップしていく、値段や品質を見ながら。 買い物リストのようなものは頭の中にぼんやりあるだけで、買い物時点では本日のメニューもほとんど決まっていないことが多い。 事前に冷蔵庫の中身と相談しメニューを決めて買い物リストを作れば良いではないかとも思うが、スーパーの商品の値段や仕入れは日々変化するので、それはあまり良い方法とは思えない。 鈍った思考で買い物をすると、普段買わないものが不意に手に入ることがある。 今回はそれがもち米だった。 ちなみに、以前そのような状態で買った乾燥大豆は未だに使い方が分からず2,3か月ほど未開封のまま放置されている。 先日お食い初めをやったお店のご飯が大豆ご飯だったが、もしかすると乾燥大豆と一緒に炊き上げれば良いのかもしれない。 もち米は、10割それだと餅つきになってしまうので、玄米と一緒に炊く。 玄米:もち米が1:2だと、もち米の中につぶつぶが存在するといった具合。 箸でご飯を取るとき、その粘りで少々力が要る。 そういえば、コンビニでおにぎりを買うとき、赤飯やおこわのおにぎりを選びがちであるほど自分がもち米が好きであったことを如実に思い出すもち米感である。 ねっとり甘くて美味しい、ついごま塩を振りたくなる。 玄米:もち米が2:1だと、玄米のつぶ感が薄れて食べやすくなる。 全体は玄米感が支配しているが、もち米の存在も十分に分かり、独特の香りも楽しめる。 玄米:もち米が1:1だと、結局この割合がもち米ご飯として楽しく丁度良い塩梅かもしれない。 もち米は玄米よりも値が張るので、1:1くらいが贅沢感もあって良さそうである。 と、ここまで書いてまた1週間ほど経過してしまった。 このときに思い付いた、乾燥大豆とご飯を一緒に炊くという案をさっそく採用して、大豆ご飯を拵えたのももう3日も前のことである。 天気が良いのでシーツを洗って、寝室のマットレス等を上げて掃除をする。 際限のない雪崩のように日々が過ぎていく中で、息子は寝返りがスムーズにできるようになり、私は息子をぎゅうぎゅうと抱きしめ愛で、時折不満が顔を出したりする。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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