さて息子が元気になったのは良いのだけれど、彼はまた痩せてしまった。
病気になる度に1キロほど痩せて、半年くらい前の体重に逆戻りしてしまう。 夫の体重からすれば1週間で5,6キロダイエットしたことになる。 今回のインフルエンザで彼が熱々チンチンになっているとき、彼のお腹を撫でると熱で身がそぎ落とされていくような感じがした。 高熱が引いていったあと、彼を抱っこすると明らかに軽くなったのが感じられる。 一緒にお風呂に入れば、ウエストにくびれができているほどだ。 一方で、2歳半の姪がいるのだが、彼女は本当によく食べる。 食べることへの執着心が物凄く、フートファイターのように真剣な面持ち食事に取り組み、目の前の食べ物がなくなると怒りを露わにする。 チョコレートソースのついたお皿をベロベロと舐め、食べ物に関する言葉をより早く習得している。 彼女は私には全然懐いていないが、食べ物を持っていれば物欲しげな顔をして私の元にやってくる。 息子と姪を見ていると、食べ物への興味の有無もあるが、大きな違いは嚥下能力かなと思いあたる。 思えば息子は1歳3か月くらいまでドロドロの離乳食しか食べられなかった。 例えばみかんの薄皮、ごく薄いものなら良いが、少しでも厚ければおえっとなってしまう。 おえっとなるのが嫌で、それ以降食べなくなってしまう。 彼が納豆を好むのはのど越しが良いという理由もある気がしている。 姪は、口に詰めすぎてちょっとおえっとしても、絶対に吐き出さず、うまいこと呑み込むらしい。 食べるのもとても早い。 まだ歯が生えそろっていないうちからそうだったらしいので、生まれつきそういう身体なのだ。 天性の嚥下能力を持つ姪と、脆弱な嚥下能力の息子。 そのうちに2歳も差がある子に体重を追い抜かれてしまうのではないかと心配になる。 ふくよかで良いなあ、ほっそりしていて良いなあ。 太っていて嫌だなあ、痩せていて嫌だなあ。 いつだってどちらの見方もできるけれど、生まれ持った性質というのは変えがたいから、自分の身体と上手く付き合っていってもらいたいものだ。 息子は今は食欲も戻り、昨日はご飯のあと、オレオを食べまくって歯を真っ黒にしていた。 元気が一番、と月並みだけれど、本当にそう。 <YouTube> AIに考えてもらった人生の格言を書道で書いてみた 【漢数字だけで作られた和歌】「八万三千八」なんて読む? <note> 現役書道家プロファイルVol.6【渡部大語】 禅の書「墨蹟」上手くない下手でもない新しい書(白隠とか)
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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