こんな寒い日に。
こんな寒い日に。 電気ひざ掛けが壊れたではないか。 これまで何の不具合もなく、一切の前触れもなく。 電気が入らなくなった。 電気ひざ掛けは愛読していたブログで紹介されていたもので、そのレビューの通りものすごく使い勝手よく、毎冬多大なる温かさを享受してきた。 ひとりこたつ、と呼んでいた。 とっても温かいのはさることながら、コンパクトで電気代も安く、さほど乾燥もしない、そして洗濯が可能。 電熱線のようなものが切れたのだろうか。 ショートしたのだろうか。 接触不良だろうか。 とにかく電気が入らない。 思えば神楽坂のあたりに住んでいたころから使っているので5年ほどは使用しただろうか。 このようなものは5年くらいが寿命なのか、どうなのか。 頭に眼鏡をしながら眼鏡を探しているような現象だといけないので、プラグがきちんとささっているかも確認済みである。 amazonで同様の商品を即座に注文し、悲しみのボルテージをエアコンの温度に転換して26度に上げた。 室温が上がって快適にはなっているが、空気がばりばりと乾燥し始めた。 外は霙が降っているから、窓を開ければ湿度が上がるのかもしれない。 当然、極寒である。 それにしても寒すぎやしないだろうか。 テレビのニュースは、暑くても寒くても「危険だ危険だ」と言う。 リポーターは極寒の駅で霙に晒されながら人々が帰宅するのを神妙な面持ちで伝えている。 こういったニュースを見ると鬱々とした気分になるのでチャンネルを即座に変えてしまう。 「危険だ」と伝えるその半分くらいの時間を、電気ひざ掛けや転ばない靴底など、リポーター個人のお気に入りの防寒グッズを熱を込めて宣伝でもしたらどうだろうか。 そのグッズのプロではない個人が、実際の所有物を「本当に買って良かった」と、事細かな個人的感想を交えてニュース番組内で言えば結構売れるのではないかと思う。 所謂家電芸人がそのようなことをやっているが、ニュース番組の中でやれば切実度も上がる。 大事なことは、あくまで本人が本当に感じている個人的感想を、「危険だ」と伝えるニュースの中でやることである。 広告としてやるのであれば、テレビの場合そこからの購入者数を計りづらいので、どの地点を料金として定めるかは難しいところだと思うけれども。 ちなみに私は何の回し者もやっていないが、実際に私の紹介で電気ひざ掛けを買った人は2人いるし、茶香炉を買った人は5人くらいいる。 私の個人的感想のみならず、実際に体感をしてもらっていることが大きいけれど。 さて、最近は選択の連続である。 選択に継ぐ選択を迫られている。 がんばっている。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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