息子を連れてプールへ行く。
私は結構プールが好きで、彼を妊娠するまでは50mのプールを求めてわざわざ東京体育館まで泳ぎに行っていた。 と言っても、早く泳げるわけでも、バタフライができるわけでもなく、もっぱら平泳ぎをするだけだけれど。 ついでに、海や川のような自然の水場は怖いので苦手である。 ただ水の中に潜って、非日常の音や水圧を味わって、流れのない安心できるしょっぱくない水に浮いていたい。 そして、時々泳いで、泳ぎ疲れて血液循環が良くなった体でぼーっとしたい。 子育て仕事もそうだが、女性特有の理由も含めて、なかなか機会がないもので、随分プールにご無沙汰である。 まあ息子を連れていては、先ほど述べたような感じのプールの味わい方ができないことは承知の上だが、数年ぶりにプールに入りたいとここ最近熱が高まっていた。 スライダーがあったり、流れるプールがある遊園地的プールも考えたが、何せ初めての場所で息子が怖がって全く動かないという可能性もある。 そうなっては入場料も辛いので、近場の区民プールへ。 25mと、幼児用の推進50cmほどのシンプルな2つのプール。 貸し出しはビート板のみ、他にぬるすぎるサウナのような採暖室もある。 息子はお風呂のシャワーも平気だし、保育園のプールも楽しんでいるとのことで、入り口の温水シャワーで少し怖気づいたが、幼児用のプールにすんなりと入ってくれた。 若干震えていたのはおそらく彼の身体にとっては少し寒かったからだろう。 幼児用のプールでぱちゃぱちゃしつつも、息子は顔を水に浸けることがまだできないので、本当にぱちゃぱちゃとしながら歩くだけである。 私は少し頭を水の中に沈めて潜ってみるものの、息子が心配なので数秒も経たずに顔を上げる。 プールには大きな時計があるものだが、ふうっとひと息ついても10分しか経っていない。 これでは全然時間が潰れないじゃないか。 25mプールはこの子と一緒に入れないか、と監視員さんに尋ねると、隅の2レーンでしたら問題ないですとのこと。 息子に行ってみるかと聞くと、いいよと言った。 息子を抱っこして水深120cmほどのプールに入る。 当然息子を離すわけにはいかないので、抱っこしたままやはりウォーキング。 それでもやっぱり深い方がプールに入っている感じがあって楽しい。 採暖室などにも寄りながら、何とか40~50分を過ごす。 プールから上がって、フライドポテト食べようか、とマクドナルドに行く。 泳ぐという行為はしていないけれど、プールのあの疲労感が感じられて心地よかった。 今度は遊園地的プールに行きたい。 私がすべりたいようなスライダーは身長制限でおそらく息子はすできないだろうから、私がすべるには夫も必要だ。 しかし夫はプールは嫌らしい。 そんなぁ。 <夏のいけばなコラボワークショップ> 単発の筆ペンお名前レッスン&夏の終わりのいけばな <YouTube> 名付け(命名)の裁判騒動!年間約4000人が改名!名づけの法改正案とは? - お字書き道TALKS #035 <note> 【日本の数字の歴史】明治初期、アラビア数字とともに日本の数学は変わった(その3)
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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