薬局で薬の調合を待っている。
息子の皮膚薬はステロイドと保湿剤を混ぜ合わせたものだ。 これの調合に時間がかかるらしい。 混んでいないのだが30分くらいかかると言われたので暇つぶしにこれを書いている次第である。 息子は、おそらく基本の体は強い方だと思うが、肌は弱めだ。 暑くても汗でだめ、寒くても乾燥でだめ。 バリバリボリボリ、怖い音を立てて皮膚を掻きむしる。 まあそこまでは酷くはならないのだが、時々血が出てしまうこともある。 幸い近くのかかりつけの皮膚科は小児科も兼ねていて、生後2ヶ月くらいから予防接種やらコロナの際もお世話になり、なんだかんたとひと月に1、2回は通っている。 先生はぶっきらぼうな人だけれどコロナの時もそうでないときもとても頼りになったし、看護師さんや受付の方も含め双方の顔も覚えられていると思うので、良い感じの関係性になってきたと思う。 ところで、保険診療分はこどもは無料なので、基本的に病院に行っても薬局に行っても支払いがない。 単純にすごく有難い世界だなあと思う。 それが税金で徴収されているとしても。 息子のための病院通いが圧倒的に多いので、うかうかしていると、自分が病院や薬局にかかったとき支払いを忘れてしまいそうになる。 また、息子の転園先について、ひと段落つきそうだ。 現在の保育園の先生方のおすすめの幼稚園はいくつかの理由から選択しないことととした。 今回夫とたくさん話し合ったが、他人が見えているものが違うということをつい忘れがちである。 夫の見ている世界と私の見ている世界の違いに今更ながらとても驚いた。 自分が正しいと信じていることと同じくらい、他人も自身が正しいと信じていることがある。 当然のことなのだけれど、他人と同じ何かを一緒に選択するということは大変なことである。 ちなみに、私は何でも足を運んで体ごとそこに置いて物事を総合的に感じ取ることを最善としている方である。 また、小さな体験談を集め、それらに左右されやすい。 一方夫はどちらかと言えば何か物事の大枠を捉えて、データ的な情報を元に判断をするのを良しとしているようだ。 この傾向は、典型的に女性的、男性的、であるのかもしれない。 私からすれば何で自分からもっと足を運ぼうとしないのか、夫からすれば何でもっと沢山の有用な文書を読もうとしないのか、互いにもっとちゃんとやれよ、となっていたわけだ。 その違いによって少々の険悪な雰囲気を経て、互いの価値観の違いがあぶりだされた。 それはとても良いことだと思う。 違う、ということを文章的にではなく、身体で分かることが少しできたのではないかと思う。 本件については二人の納得が結果的には一致して、ここ数日で大きく前進した。 とりあえず、以前私が見学を2度して気に入っていたところで、保育園は満員で入れないのだが、幼稚園機能の枠でこども園への志願をすること。 願書は今日まで、面接は来週。 あとは、夏休みに親子3人で見学した保育園の空き枠1を狙うかどうか。 こちらは区への申請となるので、11月7日まで検討の余地がある。 まだこのことが決まらず焦りと不安に悩んでいた私は、少しだけ不眠であった。 動き始められたなら、動くだけだ。 ◆お字書き道TALKS note 「銀河鉄道の夜」ジョバンニくん活字拾いの時代からデジタルフォントへ。楽しい秋の夜長。 ◆お字書き道TALKS YouTube 10/7金 19時 #001【キメラ書体】公団文字、漫画書体。手書きキメラ!の話。①
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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