姪からお返事が届いた。
ミッフィーちゃんの便せんに、セサミストリートのエルモが25くらい貼り付けられていた。 4歳の姪は、ひらがなは読めるけれど、読めるひらがなはほとんど書けないと言っても良い。 怪文書のようなお手紙は2枚あって、1枚は解読できたけれどもう1枚が解読ができず数日間出しっぱなしにしていて、ふとそれを見た生徒さんが解読したのであった。 かぜひいた おみやげほしい かぜひいた の方が私が解読できなかった方だった。 吹き出してしまった。 「おばさんだいすき」ということがなかったとしても、「またあそぼうね」とか、そんな感じの言葉を書いてくるのだと思っていた。 きっとおかあさんであるいもうとの入れ知恵だろうけれども、私は子どもの世界をいささか勘違いしているのかもしれない。 しかしながら、大人の私のイメージ上の決まりきったお返事文句ではなく、「かぜひいた」という近況報告と、私の手紙の内容を受けての「おみやげほしい」というのは、なかなか感心するではないか。 4歳くらいの子どもだと、簡単な単文を作れることの少し手前にあって、「お手紙は“普通”こういうことを書くんだよ」ということも学習前なのだろう。 子どもは残酷、という言い方があるけれど、それはきっと純粋さと世間知らずが成すものだ。 おそらく、その後に大事になるのはそのバランス力であって、その残酷さ、あるいはピュアさは少なくとも自分の中だけでも失わないでいてもらいたい。 子ども相手だとどうしても上目線で話をしがちだけれど、姪を見ていていつも思うのは、自分が幼かった頃のことや今の自分にそのバランス力があるかどうか、である。 「大人になることは、より自由になることだ」と、私は姪にも教えるかもしれないし、自分にも言い続けるのだろう。 久しぶりにものすごい二日酔いになって、一日中頭痛に苛まれていた。 二日酔いのときは空腹でいると治らないイメージがあるので、とりあえずキレートレモンを飲んだり、ハンバーグ定食を食べたりしたけれど、それでも全然だめだった。 睡眠不足が大きく祟ることもそうだけれど、この日は6時間強くらいは寝ていたのにも関わらず、がんがんがんがんと頭痛はし続けていた。 夜の8時や9時くらいになると大抵戻ってこれるのだけれど、それ時間になってもだめで、何か塩気のある温かいものをと、自分でお味噌汁を作って飲んだ。 これがすこぶる美味しくて、体全体に温かい血が巡って頭痛も幾分和らいだ。 早々にベッドに入り、8時間ほどが経った。 算数のテストで0点かもしれないという吐き気がしそうな夢を見た。 目が覚めて、振り切って、コーヒーを淹れて、爽快な朝である。 洗濯機の二回目を回しながら、お味噌汁を作るべく出汁を取っている。 豆腐は昨日使ってしまったから、えのきと油揚げのお味噌汁。 アルミ箔で箱を作り、残っていたピーマンを二つ割りにしてと卵を割り入れて、粉チーズをかける。 冷凍ごはんを解凍して、ブランチとしよう。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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