ヨーグルトはお腹に良くて便秘の解消に一役買う、というのはよく聞くし何だか真実っぽいし健康そうな感じがする。
私も一昨日くらいまでそう信じてきたように思う。 幼い頃、結構便秘には悩まされた性質で、そのときにも母から「プレーンヨーグルトを一気に食べなさい」と言われたことが何度もある。 しかしここ最近、ヨーグルトを買って食べる日々を3日連続インターバル2日3クールくらいを続けたとき、まあ実験的にそうしたわけではないのけれど、明らかなお通じ状況の悪化があった。 こんなとき、便利なもので、グーグルに「ヨーグルト 便秘になる」と検索をかけるとそのような記事が出てくる、出てくる。 もちろんこの類のことは何かの記事広告である場合が多いのでその真偽は難しいものがあるのだけれど、私の身体においても、誰かの身体においても、ヨーグルトで便秘になるという傾向はあるようである。 乳酸菌による腸内環境の変化が吉と出るか凶と出るか。 尤も、最近において言えば便秘解消のためにヨーグルトを食べていたわけではなく美味しく食べていたので残念ではあるけれど、便秘になる方が嫌なのでこの後ヨーグルトを継続的に食べることはやめようと思う。 朝日を浴びると自律神経が整うとか、朝食で一日の活動スイッチを入れるとか、毎食同じ時間に食べるとか、夜中に食べると太るとか、それに背くと悪いことをしているような気分になってしまうような、ある種の呪いのようなことは、食べることだけに限らずきっとものすごくたくさんある。 しかし、ここ数年の私の身体において言えば今挙げたことが一つも真実ではない。 一食目はだいたい14時くらいだし、二食目は夜中の12時を回って食事をすることだってかなり多い。 三食食べることは無くはないけれどものすごく稀である。 朝日特有の心地よさも知ってはいるけれど、深夜の高揚だってそれに匹敵するか上回るものがある。 会社員だった頃には前述のような呪縛の中でだいたいをやっていたけれど、そのときよりも本当にだいぶ痩せたし太ることも今のところないし、何なら肌荒れだってあまりしなくなった。 かといって私と同じことを同じように皆に広めたいとは思わない。 ヨーグルトを食べると下痢をする人がいるように、さまざまな個体差があるだろうし、生活のバランスがあるだろうから、誰かにとっては正しかったりそうでなかったりするだけだ。 自分にとって、これは本当だ、と思っていたことは案外脆い。 それに、私の身体も外的環境も変わっていくから、遍く存在するある定言が今後私に適用することもあるだろう。 ヨーグルトのトラップについてはもっと早く気付きたかったものだ。 夜、レッスンが終わって帰ろうと駅に着くと、どしゃ降りとも言える雨が降っていた。 自転車だ、傘を持っていない。 3分くらい立ちすくんで、濡れて帰ることを選択する。 外に背負っていたリュックを下ろして、羽織ものを脱いでリュックを背負い、また羽織ものを上から着る。 自宅から最寄ではなく、一駅先の駅からずぶ濡れになって帰る。 家に着くころには、びっちゃびちゃであった。 だから今日自宅に自転車があって、自転車で出かけられる。 雨に振られて風邪を引いたことはまだない。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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