本当はもっと日記を書きたい。
日々を記録したいし、考えを一旦まとめておきたい。 のだが、昼寝を細切れに30分ほどしかしない息子なので、日中にブログを書く時間がさっぱり取れない。 かくいう今は息子は傍で遊んでいるが、そのうちに、あうらうらうきゃーあぁぁぁああ、と不服を申し立ててくるだろう。 息子を寝かせた夜9時以降、大人の時間とはなるのだが、最近これまでにやっていた毎日の書に加えて、また有志のグループが立ち上がってそちらにも提出を始めたため、やはりブログにまで手が回らない。 しかしながら、新しく立ち上がった方のグループでは自分の言葉を書くことにしているので、書くに値する言葉も見つけなければならない。 「一期一会」とか「ほろほろ酔うて木の葉ふる」などでも良いのだが、やはり少しの言葉好きの矜持を持って自分の実感を伴った言葉を書きたい。 先の記事にも少しだけ触れたが、このグループは美術のギャラリーへの売り込みを目標としている。 日本の書道はまだまだ絵画などの美術作品として評価がされておらず、まずは美術界への認知から進めていこうとしているものだ。 最近は一人の現代アート書家の力によって美術界の人が書道へ少しずつ視線を向けてきているらしい。 美術界ではアートオークションで値が付けられる。 ちなみに、以前ZOZOTOWNの前澤社長がバスキアの絵を123億円で買ったのはこの界隈では非常に有名な話であるが、書作品は井上有一が最も高値で3000万円ほどである。 「美術」という言葉にややアレルギーのようなものがある私だが、グループのテーマである「骨董になりうる書」というものにとても興味があるので参加してみることにした。 これまで毛嫌いというかとても遠い世界だと自ら敬遠してきた美術というものの歴史を学んでいかねばならないだろう。 美術界における書のあらましや、「骨董になりうる書」についてもう少し詳しくまとめておきたいのだが、それは隣で息子が叫んでいないときにしたい。 これまたその世界では著名な佐藤辰美さんというアートコレクターの方がいて、その方にこのグループに提出した書が一枚売れた。 この活動の旗振りをしている方のコネクションを通じて、参加者の抱き合わせで、とっても安い価格で、だけれど「値が付く」というのは嬉しいものである。 いろいろと書きたいことがあって忘れてしまいそうだが、ここまで20分、息子が限界のようなので終わりにする。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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