8枚だけ残っていた全ての宛名を書いて、最後にどうしても気に食わないものを、書き損じ用の余剰分内で書き直す。
宛名書きをするときは10~15%ほどの余分をいただいて、本当に書き損じる場合と、私が気に食わない場合に備える。 人が見たら別にいいじゃんというくらいの気に食わなさだとは思うけれど、やっぱり変なものは変で、ただ私の自己満足的な小さな美意識は、無駄なプライドというものだろうか。 よく晴れている。 五月晴れだ、と心の中で呟いたのにもう6月に入ってしまっている。 日傘の季節だけれど、自転車では日傘がさせない。 昔からよく行っている五反田の刀削麺のお店に行く。 元々かなり塩辛い料理が多いお店だけれどいつもに増して塩辛かった気がした。 でもやっぱり、いや~おいしいね、という麻辣刀削麺だった。 麻と辣は、ちょうど良く食べると爽快である。 銀座の画廊を巡ったり、私は全然知らなかったけれど有名なスタアバーにも行った。 ロックグラスの氷は、下のコースターの紙質のけばけばまでが分かるほど恐ろしいくらいに透き通っていた。 からっぽに見えるけれどきれいに澄んだ水がある というマーシーの「月光陽光」に不意にリンクする。 そんなにバーにはいかないけれどバーに行くといつも思うのは、バーテンという職業は本当に必要な能力が多すぎて大変だと思う。 雰囲気のあるカフェやバーや飲み屋に、それを文章で描写するためだけに行ってみたい。 それには絶対的にPCが欲しいけれど、カフェやバーや飲み屋でPCをカタカタカタカタやっているのははた迷惑だろう。 でもスマートフォンでは考えるスピードと書くスピードとそれを咀嚼推敲するスピードが追い付かない。 私はキーボードのタイピングそれ自体が大好きであるし。 それにしても、そんな暇つぶしはなんだかとっても楽しそうである。 草月展のチケットをいただいて、このあと行こうかなと考えている。 私は自分が花や木を捻じ曲げたり切ったりすることは好まないけれど、植物がたくさんある場所に行くのは大好きだ。 本当はとても久しぶりにプールに行こうと思っていたのだけれど、それだけの時間はなさそうだ。 フジロックに友人が出るらしい。 フジロックにクロマニヨンズが出るらしい。 友人から、「今日短歌締め切りだよ」という連絡が来る。 1か月前くらいに友人と締め切りを確認して、出そうね、そして短歌大会行こう、などと話していた。 ハッ!!と思って、郵便局の閉店時間を調べて、素麺を茹でながら、これを書いている。 果たして出せるのか。 草月展に行っている場合ではない。 細切れの浅薄な文章になるときはたいてい、ものすごくよく寝ていて、ここ数日何か特別なことや考え事をしていないことが多い。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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