テレビが壊れた。
画面の下半分異常がびりびりとなって、テロップなどが反転している。 電源を切ってみたり、全ての線を一度抜き差ししてみたり、ちょっと叩いてみたり。 それでも直らない。 地上波もBSも録画も設定画面もすべてが同じ症状なので、液晶がイカレてしまったということのようだ、おそらく。 テレビの寿命は7~10年ほどだということがインターネットには書いてあった。 大抵の場合、それよりも長持ちするものだと思うけれど、このテレビは8年目なのでまあ壊れても仕方がないのかもしれない。 まあまだ見られるので良いか、と思うけれど、やはり鑑賞に不都合がある。 大きさも32型でちょうど良いし、録画機能は別途外付けで付けているし、画面のきれいさなどもほとんどこだわりはない。 となると、同じようなものが3万円程度で買えるようだ。 しばらくびりびりと付き合いながら考えるとしよう。 第一回新年酔書を執り行った。 私は飲み会みたいなものの幹事を、思えば一度たりともやったことがないかもしれない。 会社などの打ち上げでもなく、私が主催して、皆さまに集まっていただくなんてことは、なんてことなんだと思わざるを得ない。 とりあえず、退かせる物を全て退かし、部屋を最大限広くして、お酒と軽いおつまみを用意して、紙を真ん中において。 あ、あれはどうしよう、ん、これは大丈夫だろうか、と直前になって頭を悩ませたけれどまあどうにかなるだろうと謎の強気と皆さまへの甘えを出した。 陽当たり抜群のこの部屋で昼間っからお酒を飲むわけだから、晴れるといいなと思っていたらぴーかんに晴れた。 ただ、お喋りしながら酔って書く。 酔うと気が大きくなるのは多くの人に起こることだとは思うけれど、そのおかげでいつもよりも筆すべりが良くなる。 書いたものが良いか良くないか、はわからない。 私はあまり、あっという間に過ぎた、という言葉を使うのを大事に思っているのでそうそう使わないのだけれど、3時間はあっという間に過ぎた。 書いたものをところどころ写真に収めていたけれど、見返すとこんなこと書いたっけというものがあるほど酔っ払っていた。 何にって、ホストであることに緊張していた。 部屋を貸し出すくらいしかホストらしいことはしていないけれど。 皆さまを送り出して、私は枕だけ抱えて床で意識を失った。 皆さま楽しんでいたような気がするけど、どうだったのだろう。 私は、楽しかった。
0 コメント
あなたのコメントは承認後に投稿されます。
返信を残す |
勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
|