雨がざんざか降っていたのは一昨日のことだ。
梅雨とも秋とも違う、涼しいのに湿気がたっぷりの変な天気だった。 こんなときは部屋の中が外気よりも気温が高くなる。 だからとエアコンの除湿を利かせると利き過ぎてしまって身体が冷えてしまう。 でも消すとやや不快。 だからまたエアコンを稼働させるけれども、やっぱり身体はだるくなる。 それにしても年々私の身体は冷えやすくなっているように思う。 デパートもスーパーもコンビニもすぐに出たくなってしまう。 仕事などでエアコンががんがんに利いたところに長時間いると、身体の中心部が冷え切っているのがよく分かる。 昔からこんなではなかったのではなかろうか。 あまりエアコンを使わない家庭に育ったので、たまにクーラーをつけていると、真っ先にその部屋に飛び込んで宿題をしたりした。 もう消しなさい、と言われてしぶしぶクーラーを切ってむわっとした空気に触れると残念な気持ちになったものだ。 ちなみに、実家は暖房機能のないクーラーのみのエアコンが各部屋に設置されている。 実家は新幹線からほど近く、新幹線が建築される前からあったものだから、当時線路沿い何メートルかに建っている家には、防音で窓を閉め切るということでJR東海がエアコンを無償で設置してくれたらしい。 その頃のエアコンは、エアーコンディショニング全般を担う機器ではなく、機能としては冷房だけのものが主流だったようだ。 しかし、祖父母の部屋など、おそらく4~50年間でただの一度もつけたことがないのではないだろうか。 実際にどうなのか知らないけれど、旧型クーラーは電気代がとても高いということで無駄につけるなと言われていた。 夜、エアコンを切って、フィリピン料理のアドボとシニガンスープの素でそれらを作ってビールと食べる。 青唐辛子を齧ると恐ろしく辛くて、さすがに私も火を噴いて汗がにじんだ。 カキ氷は外で食べるに限るのと同じように、暑い国の料理は暑いところで食べるのが良い。 私は汗をあまりかけないので、汗だくだくになれないわけだけれど、それでも血の巡りが良くなった感じがして爽快感を味わえる。 「社畜! 修羅コーサク」を貸してくださった方がいて、とても面白い。 ギャグ的漫画であるが、社会風刺に他なるまい。 楳図かずおさんと稲川淳二さんの対談を観ていたら、楳図さんの漫画をぜひ読んでみたいと思って「漂流教室」を大人買い。 ちなみに「ドグラ・マグラ」は遅々々々々とまだ読み進めていて、今スマホページ2000ページ中700ページを越えたところ。 なんだか最近やることとやりたいことがあり過ぎて、でもいつものように眠たかったり休みたかったりもして困る。
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勿忘草
無論書道のこと、否応なく育児のこと、などの雑記です。文字自体も好きですが、文を書くのも好きです。 カテゴリアーカイブズ
3月 2024
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